violaの日記

アラフォーシングル女子violaです。マイペースが身上です。

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【映画】猿の惑星と続・猿の惑星

あけましておめでとうございます。
年末年始はいかがお過ごしでしたか?
私はTSUTAYAで「猿の惑星」と「続・猿の惑星」を借りました。

sarunowakusei.jpg

「猿の惑星」、ちょっと前に突然、急に気になりだしたんです。
最近、新作が出たようですが、それも知らなかったほどの無関心の私が

とにかく、「猿の惑星」とは何なのか?

を解決するため、お正月の暇な時間をあてることにしました。

以下は、感想です。


*****


この映画が作られたのは1968年。
現代の視点で観ても、新鮮で十分に楽しめる映画でした。

まずは、SF映画なのに(←失礼ながら)思想やメッセージが強い内容だと
いうことです。
 立場の逆転
 宗教と科学
 人種差別
 思想統制
について、深く考えさせらます。

「続-」の方は、1作目が当たったために欲が出たのか、
残念ながらSFっぽさを強調するための特撮やらテレパシーやら
最新兵器「コバルト爆弾」やらの細かな設定がアダになっているために、
どうしても今観ると色あせてしまうのですが、
「猿の惑星」の方は、特撮は思っていたより少なくてシンプルで、
おかげで余計なことに気を散らされることなく話の展開に集中できました。

何と言っても人間と猿の立場が逆転しているところは、
この映画が上映された当時、かなりの衝撃だったでしょう。

私の父は当時の観客の1人ですが、感想を聞くと、
「猿に人が次々と殺されるとても恐ろしい映画だった。」
と言っていました。
ラストシーンや猿たちとの交流もほぼ記憶にないみたいでした。
どうも衝撃が強すぎたようです (^_^;)

人間が猿に狩られ、死体の山の前で猿たちが記念撮影する。
動物園のオリに入れられ、猿たちにエサを与えられ棒で殴られる。
実験のために去勢され脳を摘出される。
殺されて博物館に剥製として展示される。

これらは全て人間が動物に対して行っていることなんですが、
自分たち人間が同じ目に遭わされると考えると、
(勝手ですが)恐怖で胸苦しさを感じます。
しかも猿たちの顔はとてもリアルで、この映画のために
アカデミーメイクアップ賞ができたほどです。

オリの中のテイラーがやっとの思いで自分が話せることを伝えると、
猿の若い科学者カップル、ジーラとコーネリアスは驚きます。
「人間が話せるなんて!信じられない!」
「人間は獰猛で飼いならせない害獣と考えられていたのに」
そして、宗教者であり科学者である国の指導者ゼイウスに報告します。

でも、ゼイウスは2人の話に耳を貸さず、これ以上の研究を禁じます。
実は、ゼイウスは人間に知能があるどころか昔は人間が支配者だった
ことを知っているのです。
知っていて人間を滅ぼそうとしているのです。

テイラーはその理由を尋ね、ゼイウスは聖書の中にあると答えます。
猿の聖書には、
人間は自分の欲望のために同じ仲間である人間を殺す生き物である。
人間の数が増えると戦いが起き、そのために世界が終わる。
と書かれているのです。
この時、テイラーは何も言いませんが、内心はどうなのでしょうね。

また、ここでゼイウスは「完全な悪猿」から「彼の言い分もわかる猿」に
キャラクターが変化します。
「続-」では、ゼイウスは、欲にまみれ人間くさくなってきた
ゴリラ軍人たちに逆らえない立場になり、平和な猿社会を望む彼の心は
痛みます。

人種差別についても考えさせられる部分があります。
ジーラのセリフに「私はチンパンジー属だから出世はあきらめているわ」
というようなセリフがありました。
また、原作者は第2次世界大戦中に日本人の捕虜となったフランス人なので、
猿とは日本人のことなのではないかという捉え方もあるようです。

あと細かい話ですが、男女差の意識についても・・・

テイラーは男3人と女1人で宇宙船に乗り、惑星移住を計画します。
仲間全てが死んで1人になったとき、
「スチュアート(その1人の女の人の名前)は美しかった。彼女を
我々のイブにする予定だったが、それももうダメになってしまった」
という内容の独り言がありますが、どういう意味なんでしょうか???
多分、現代ならこのセリフは存在しないでしょう。

あとこの当時の映画は、やはり男性が主役だということです。
女性も出ていますが設定も単純で、あくまでも花を添える役目、
で終わっています。
反面、男性が女性をエスコートするという、現代目線で見るとちょっと
新鮮なシーンもあります。
女性の馬の乗り降りは、下から男性が支えていたり。
段差があると、男性が先に降りてから女性の腰を抱いて下ろしたり。
逃げるとき、男性は女性の手をとって逃げるのを手伝ったり。

そういえば昔観た映画で、地下鉄の中で男性が若い女性に席を譲る
シーンがありました。
観た時はなんで?と思ったのですが、その時代は女性に席を譲るという
考え方が一般的だったようです。
男性が女性をサポートするのが当たり前だったんでしょうね。

ラスト、テイラーは馬と1週間分の水と食料を手に入れ、ノバと共に
猿たちが行かない「立ち入り禁止地帯」の砂漠へと向かいます。
海岸沿いに馬を進めるテイラーの目の前に、突然、砂に埋もれて
上半身だけが出ている自由の女神像が現れます。
「そうか!そうだったのか!」
これまでテイラーは、自分の乗った宇宙船がどこかの惑星に不時着したと
考えてきました。
でも実は、ここが未来の地球だったんです。

世界規模の戦争
核兵器の使用
人間社会の滅亡

などの説明は不要、観た人に伝わる有名なラストシーン。
このシーンは今観ても素晴らしいです。
美しいです。衝撃を受けました。

1968年は「2001年宇宙の旅」が作られた年。
同じ年にすごい映画が2つも作られたんですね。
とにかく、当時にこの映画を観た人が受けた衝撃はどのくらいだったか・・・
そこに思いを馳せずにはいられない映画でした。


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